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犬のフィラリア予防について

犬のフィラリア予防について

犬のフィラリア予防は、致命的な寄生虫感染症から愛犬を守るために非常に重要です。
予防薬を投与すれば、感染症から愛犬を守ることが出来ます。

 1. フィラリアとは?
フィラリアは犬糸状虫(Dirofilaria immitis)による感染症で、主に蚊を媒介して広がります。フィラリア幼虫が蚊に刺された際に犬の体内に入り、血管を通じて心臓や肺の血管に成長して寄生します。

症状
– 咳や息切れ
– 疲れやすさ
– 腹部の膨張(腹水)
– 重症の場合、命に関わることもあります。

2. 予防方法
(1) **予防薬の使用
種類
– 経口薬(錠剤・チュアブルタイプ)
– スポットオン(背中に滴下する薬)
– 注射型(1回の注射で1年予防可能)
– タイミング:当ケネルでは4月から11月まで投薬しています。

(2) 定期的な健康診断
予防薬を開始する前に、犬がフィラリアに感染していないか検査を行います。感染している場合、予防薬は逆に健康を悪化させる恐れがあります。

 3. 予防薬の注意点
– 年齢・体重**に合った薬を選ぶ。
– 獣医師の指示**に従って投与する。
– 投与を忘れた場合、すぐに獣医師に相談し、対応を確認する。

4. 費用について
– 予防薬は犬のサイズや種類により異なりますが、1ヶ月あたり数千円程度。
– 年間の予防費用として1~2万円程度を見積もるのが一般的です。

まとめ
フィラリア予防は、早期からの対応が鍵です。獣医師と相談しながら、愛犬に適した予防法を選びましょう。
当ケネルでは、毎月20日をフォラリア予防の日としています。
投薬のお薬はミルベガードを処方していただいております。

ミルベガードは、犬のフィラリア症(犬糸状虫症)の予防に用いられる経口タイプの予防薬で、月に1回与えることで蚊を媒介とするフィラリアの感染を防ぎます。この薬は、フィラリアだけでなく犬回虫や犬鉤虫の駆除にも効果があります。投薬は蚊が活発に発生する時期(通常5月~12月)に行い、投薬の際には必ず血液検査でフィラリア感染の有無を確認する必要があります。

また、投薬前には健康状態の確認が必要で、副作用として下痢や軟便などの軽度な症状が発生する可能性があります。特定の犬種(コリー犬やその系統)では安全域が狭いため、特に注意が必要です。

この記事を書いた人

DOGS-LIFE 鈴木 寿枝
自分の経験から、飼い主さんにお伝えしたい情報を常に考えております。
犬と人の絆 これが私のキャッチフレーズです。
これからも、不定期ながら・・・・
経験からの情報をお伝えさせて頂きます。