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フィラリア予防の季節となりました

フィラリア予防の季節となりました


犬のフィラリア予防薬は、蚊を媒介にして感染する「フィラリア(犬糸状虫症)」から愛犬を守るためのとても大切なお薬です。


🦟 フィラリア症とは?

  • 原因:蚊に刺されることでフィラリアの幼虫(ミクロフィラリア)が体内に入り、心臓や肺動脈に寄生します。
  • 症状:初期は無症状のことが多いですが、進行すると…
    • 咳、呼吸困難、食欲不振、腹部膨張(腹水)など
    • 重度になると命に関わり最悪、死に至る可能性も

💊 予防薬のタイプと特徴

1. 経口タイプ(チュアブル・錠剤)

  • 味付きでおやつ感覚で与えられる
  • 月に1回の投与が基本
  • 有名な製品:
    • ミルベマイシンA(ミルベガードなど)
    • イベルメクチン配合薬(カルドメックなど)

2. スポットオンタイプ(皮膚滴下)

  • 肩甲骨の間の皮膚に液体を垂らす
  • 皮膚から吸収され、体内で効果を発揮
  • ノミ・ダニ予防とセットになっている製品もあり
  • 有名な製品:
    • レボリューション

3. 注射タイプ

  • 病院で年1回の注射で予防できる
  • 投薬を忘れがちな人におすすめ
  • 獣医師の判断により適応されます
  • 代表的な製品   ○プロハート12

🗓 予防薬の投薬時期

  • 日本では 4月~12月ごろまで月1回が基本(蚊の発生に応じて)

💡 注意点

  • 投薬前に血液検査をするのが基本
    → すでに感染していた場合、予防薬が逆効果になることも!
  • 毎年、春にフィラリア検査+健康診断セットを受けるのがおすすめ
  • 体重に合わせた正しい量を与えることが大切です

🐶 こんな犬に特に注意!

  • 室内犬でも蚊が入ってくることがあるため、すべての犬に予防は必要
  • 特に、免疫力の弱い子犬・老犬はしっかりと対策を!

✅ まとめ

タイプ 特徴 おすすめの飼い主さん
経口薬 おやつタイプで与えやすい 自宅で簡単に済ませたい
スポットオン ノミ・ダニ予防も同時に可能 外に出る機会が多い犬に
注射 年1回でOK 忘れがちな方向け・病院でしっかり管理したい人

💬 予防は「治療より簡単で安全」です。 不安や疑問があれば、必ずかかりつけの動物病院で相談してみましょう!

鈴木のお勧めのフィラリア薬は オールインワンタイプ チュアブル(おやつタイプ)です。🐕💊✨

チュアブルタイプのオールインワンのフィラリア予防薬は、とても人気の高い選択肢です!1つの薬でフィラリアだけでなくノミ・マダニ・消化管寄生虫まで一緒に予防できるため、忙しい飼い主さんにもおすすめです🐶💊


✅ チュアブルタイプ「オールインワン」とは?

おやつ感覚で与えられるソフトチュアブル(噛んで食べるタイプ)の薬で、以下のような効果を一度に得られる製品を指します。

🌟 主にカバーできるもの

  • フィラリア症予防(犬糸状虫)
  • ノミ・マダニの駆除・予防
  • 消化管寄生虫(回虫・鉤虫・鞭虫など)
  • その他:ミミヒゼンダニ、皮膚寄生虫 など(製品によって異なります)

🐾 主な製品と特徴(日本で処方されている代表例)

ネクスガード スペクトラ(NexGard Spectra)

  • 最も有名なオールインワンタイプのチュアブル
  • 月1回投与
  • チキン風味で高嗜好性
  • 小型~大型犬用に体重別にラインナップあり

予防できるもの
フィラリア、ノミ、マダニ、犬回虫、犬鉤虫、鞭虫、ミミヒゼンダニ

これ一つで予防がしっかり出来るので大変お勧め致しております。

この記事を書いた人
DOGS-LIFE 代表の鈴木 Peeでございます。

犬が幸せであることが、私の一番の幸せ。ストレスフリーです。
言葉を話せない犬たちの事は、私たち飼い主が、犬の気持ちを理解する事。
表情 行動 健康状態など・・・
一頭一頭違うから、その子に合った判断と接し方が必要なのです。
ブリーダーの仕事って理屈やマニュアルだけでは無理なんです。
だからこそ、魅力があります。
ふと、感じたこと 皆さんにお伝えしたい情報をこれからも提供していきます。