ここのまで至るまでは、色々な葛藤があった。人に話しても、所詮他人事である。
とにかく自分との闘い。そのため一切相談無し。はがきを見て、驚いたでしょう。
正直なところ、廃業もかなり考えていた。
人は、せっかく技術があるのだから もったいない とか 今、繁殖はいい時期なのに とか
おせっかいな事を言うだけで、実際なにもしてはくれない。
なら「私に土地と犬舎と住まいを用意しろ」「銀行の保証人やってくれるか」と心の叫び。
私には、大事な従業員がいる 誇りに思える 自慢できる従業員。
このメンバー全員で、移転できなければ、やらない 廃業する これが最後まで譲れなかった。
私の技術を評価されるのは、この従業員がいるからである。
犬に専念でき、私が仕事しやすいようにしてくれている 私の犬への考え方を理解してくれてるからだ。
今まで、私一人では、とてもここまでやってこれなかった。これからは法案も変わり、ますます厳しくなる時代。
真面目にやってる人が損をする時代は終わってほしいと願う。